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2014年4月の代表メッセージ

□■ あきらめない ■□
 入社式、入学式のシーズンが到来しました。
 希望あふれるこの季節がめぐってくるたびに、なんとなく気分が向上いたします。
 新しい経験、新しい出会いの予感がそうされるのではないでしょうか。

 先日、「私もいじめられていたんです」という方に出会いました。
 中学、高校と続けて不登校だったというのです。
 この方は、現在、大学院を卒業して元気に働いている女性でした。
 中学、高校と不登校であっても立派になれるのです。
 その方とは、このような会話をしました。

 「中2で不登校になって、高校では1年生の間は休みながらも、なんとか通えたのですが2年からは学校に通えませんでした」とのことなので、「大学受験、勉強は大丈夫だったんですか」と尋ねたところ、「不登校を経験して心理カウンセラーになろうと思いました。
 そしたら、高校の1年の時の担任が良い先生で、ずっと気にかけてくれていて、推薦をだしてくれました」
 「でも大学に入って、一緒に勉強したりすると周りの子が『これ知らないの』とあきれられること多かったですね。
 わたしは、『中学も高校も行ってないもん』と開き直ってましたけど」

 「私のように不登校の子も多いと思いますが、自分で振り返ってみると、地元から離れて知らない人のいるところに行ったのが良かったと思います。
 一からやり直すんだという気持ちで大学に行ったことで、いじめのことが気にならなくなりました。
 今から思うと、いじめられてどう思うかは人それぞれですよね。
 でも、私自身がいつまでもいじめに捕らわれていたのがいけなかったと思います。」

 「あと、不登校になっても勉強だけはやっておくのが大事だと思います。
 私は、大学からやり直したのですが、不登校の時にやっておけばよかったとちょっと後悔しました」

 このいじめから子供を守ろう ネットワークには、いじめの相談だけでなく、いじめが原因でない不登校の相談も数多く届いています。
 先ほどの女性の話にもありましたように、
 1.心機一転、新しい自分になる。
 そのきっかけをつくるために転校したり、遠くの学校に入学したりすることも有効です。
 2.学校に行かなくても勉強はしっかりしておく。
 不登校の中には勉強でつまずいている子もいます。
 そのつまずいているところが分かるようになることで、急に勉強ができるようになる子もかなりの数います。
 丁寧にその子のつまずいているところを見つけ出してくれる塾や家庭教師、先生を見つけてあげて欲しいものです。
 3.そして、何より、いじめられたことを引きずらないことが重要です。
 いじめられた事を忘れてしまうことが大事なのです。忘れることはできます。
 忘れようと決心したら忘れられるのだということを子供たちに教えてあげていだきたいと思います。

 お母さん、保護者の方には、この点をぜひ心にとめておいていただければと思います。
 不登校になってもあきらめないで下さい。必ず未来は変わります。

いじめから子供を守ろう ネットワーク

代表 井澤 一明