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2015年5月の代表メッセージ

■□ 5月は、不安な時期。支えてあげて欲しい □■

長いと言われた5月の連休も、今日で最後の日になってしまいました。
天気にも恵まれ、全国の行楽地は多くの人で賑わったことでしょう。

映画館も大変に混雑していました。
混雑しているのを見て、「ああ、ゴールデンウィークだったんだ」とはじめて気付いて驚きましたが、なんとか「ビリギャル」を観てまいりました。
原作は、話題になった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴著)です。
他の映画と違って、中学生や高校生の娘をつれた父親の姿が目について不思議な感じを受けました。
「うちの子も勉強に身を入れてほしい。でも直接言いにくいし」
そのような父親の心の声が聞こえてきそうです。

この映画でどうして涙が流れるのか、理由が自分でもわからないのですが、何度も涙してしまい、周りの人に気付かれるのではないかと終始ヒヤヒヤものでした。
さて、映画の冒頭は「いじめ」から始まります。
「ビリギャル」になってしまった原因は「いじめ」でした。
坪田先生との出会いがなければ、「さやか」は、「ビリギャル」のまま社会に出ていたはずです。

「いじめ」で未来を壊される。こんなこと絶対に許されない。
子供たちの持っている可能性を最大限に引き出すために「いじめのない学校」「いじめられない学校」は最低限の基準です。

素晴らしい教師と、学ぶ意欲を取り戻した子がいます。
「教育」には、こんなにも可能性があるのです。
「ビリギャル」だって慶應に合格できるのです。
「教育」には人間を変える力があります。可能性を引き出す力があります。

義務教育だけでも9年間もあります。
その間、毎日、学校に行き、毎日、勉強する。
それが持続できるのには、必ず理由があるはずです。
「新しいこと知った」
「問題を解くことができた」
「友達がいる」
「分かる」
「できることが増えてる」

「おもしろかった」「楽しかった」、こんなことがあるから子供たちは学校に行くことができるのです。
「つらい」「苦しい」ばかりの毎日が待っている学校には通えません。

子供たちが、「学ぶ喜び」の中で、かけがえのない学校生活を送ることができるように私たち保護者、そして教師、共に教育の力を信じて、子供たちをリードしていかなければならないと思います。
学校に「成長する喜び」を感じられる時間が流れているようにしてあけだいものです。

明日からは学校です。
新学年での助走期間が終わり、本格的な学校生活が始まります。
そして、それは、いじめが増え始める時でもあります。
親としては、ささいな変化を見逃さず、声をかけてあげてください。
子供たちは、その声を待っているはずです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク

代表 井澤 一明