被害事実のまとめ方

1.被害事実の文書化

 記入する内容は、誰に、いつ、どのようにいじめられたのか。その時、誰が見ていたのか。

 日時がわからなければ、三学期とか、体育祭の前後とかでもよいですし、国語の時間にとか、覚えていることを書き出して下さい。

 長くなってもかまいませんので、書くことです。

 その時、加害者はどのように言ったか、さらに校長、担任の対処の時の様子などは、ぜひセリフ付きで記入して、状況がありありわかるように記入できれば、より効果的です。

例えば。

【Aちゃんは、先生に叱られて、クラスに戻ってくると、「うそ泣きしてやった」と言って笑っていた。】

【先生は、「お前の親が悪い。だからこうなるんだ。Bに謝れ」と僕を叱って、B君に謝らせた。】というように。

2.証拠集め

 精神的に苦しんで、外に出れなくなったとか、学校に行きたくないと言っているとか、休みたいと言い出したとか、怪我をして病院に行ったという事実を記入して下さい。夜眠れない、あるいは昼夜逆転したとか、心療内科でこのように診断されたということを書きましょう。

 もし、殴られたり蹴られたりして怪我をしたりあざができたらその写真も証拠に撮ります。ノートや教科書が取られたり、落書きされたら証拠として保存します。

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